佐賀大学経済学部 中西 一 の HP / 予算制度・財政再建・財政政策を専門とする

 
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2017年度アベノミクス研究(政策研究・政策提言)

現在の政権の経済政策「アベノミクス」は政権成立の2012年12月より5年が経過しようとしている。その当初の骨子は「3本の矢」財政政策・金融政策・成長戦略であり、短期の景気対策で当面の経済情勢をつなぎ、規制緩和等の成長戦略により持続的な成長軌道に乗せるはずであった。現実には、短期の景気対策の有効性の低さと高い代償、および経済成長戦略をめぐる誤った政権側(あるいは世論も含めて)の認識により大幅な軌道修正を余儀なくされつつある。その後アベノミクスver.2「1億総活躍政策」ver3.「人づくり革命」により、政権側の関心は福祉、教育政策に向かいつつある。持続的経済成長の制約となっていたのは有効需要政策の対象となったような需要の不足ではなく、供給制約、特に人手不足の問題であるとの認識が広がりつつあるからである。このような中、本ゼミではアベノミクスを研究対象とし、政府側が考えの及んでいない新たなアクションを「ワタシタチノミクス」として政策提言していくことを構想した。ゼミの2年半の研究の成果を、まず「ワタシタチノミクス」第1期生の2017年度卒業生レポートからご覧いただきたい。

2017年度卒業中西ゼミ生リスト:(班のニックネームと氏名)

ドリンカーズ:前川真有美 本多美聡

大富豪:太田知里 奥莉奈 福永みく

ブルジョア:古田一晃 松田侑樹 坂井春輝

和菓子:戸次佳菜子 中島理絵

 

アベノミクス研究イントロダクション

01:企業の設備投資

02:中小企業の設備投資

03:日本の労働生産性

04:働き方改革

「ワタシタチノミクス」政策研究・政策提言

1:中小企業の海外進出支援

2:観光政策

3:非正規雇用問題

4:ICTと働き方改革